目次
1年ぶりのライブツアー「FREDERHYTHM TOUR 2020 たかがMUSIC されどMUSIC」開催
昨年2019年の秋以来、実に1年ぶりとなる待望のライブツアーが2020年10月10日よりスタート。
コロナによる自粛期間を経て、観客有りのライブを開催すること自体、今年2月の横浜アリーナ公演(コロナが本格的に広がる本当にギリギリ直前でしたね!)以来なのでまさに8ヶ月ぶり。
そして、今回のライブツアー開催が発表されたのが同時期の2020年2月。
自粛期間を過ごしている内にフレデリックが毎年出演していた夏フェス開催中止の発表が相次ぎ、本ツアーの開催がどうなるのか、こんな状況で開催出来るのか、どんな形でライブを行うのか等、色々な不安がある中でしたが、初日札幌から無事にスタートが切られました。
▪️昨年のライブレポはこちらから
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【フレデリック】フレデリズムツアー2019VISION編/初日札幌公演セトリ&ライブレポ【SEASON4】
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何と言ってもコロナ禍において初めて開催される待望の有観客ライブツアー。
先日リリースされた新作EP「ASOVIVA」や、いつもの有観客ライブとは魅せ方が違うからこそ実現した2度のオンラインライブを経て、こんなご時世だからこそ組まれたセットリストは一体どんなものだったのか・・・。
セットリストの紹介と簡単なライブレポートを書きますので良かったらご覧ください。
また、今後のフレデリックのツアーに参戦される方はもちろんですが、コロナ禍で行われる新しいライブハウスの楽しみ方、ライブのスタイルがどんな形になっているのか等、これからライブハウスに参戦予定の方の何かの参考になれば幸いです。
「フレデリズムツアー2020 たかがMUSIC されどMUSIC」ツアースケジュール
さて、2020年10月10日の札幌公演よりスタートした1年ぶりのライブツアーですが、改めてライブスケジュールを確認しておきましょう。
2020年10月10日(土)北海道 Zepp Sapporo
2020年10月18日(日)宮城県 SENDAI GIGS
2020年10月30日(金)神奈川県 KT Zepp Yokohama
2020年10月31日(土)神奈川県 KT Zepp Yokohama
2020年11月5日(木)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2020年11月6日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2020年11月21日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2020年11月25日(水)愛知県 Zepp Nagoya
2020年11月26日(木)愛知県 Zepp Nagoya
2021年2月23日(火・祝)東京都 日本武道館
初日の札幌を皮切りに、ツアーラストは名古屋の2daysがラストとなり、自身初となる武道館公演へ繋げていく流れになっています。
ちなみに今回の全国ツアーのチケットは全てSOLD OUT。
(武道館のチケットは予約が開始したばかり)
本ライブはコロナ禍でのガイドルールに則った形での開催になるため、今までのライブの形や収容人数とは異なることになります。
「フレデリズムツアー2020 たかがMUSIC されどMUSIC」初日札幌公演セットリスト@2020年10月10日
以下、本公演のネタバレを含みますので閲覧にはご注意下さい。
1 シンクロック
2 KITAKU BEATS
3 オワラセナイト
4 ディスコプール
5 パラレルロール
6 シンセンス
7 正偽
8 FOR YOU UFO
9 NEON PICNIC
10 FUTURE ICE CREAM
11 かなしいうれしい
12 逃避行
13 プロレスごっこのフラフープ
14 Wake Me Up
15 オドループ
16 されどBGM
EN1 スキライズム
EN2 オンリーワンダー
今までとはここが違う!コロナ禍でのライブハウスの楽しみ方
コロナ禍で有観客ライブを楽しむためには、アーティストやスタッフ、観客の安全を守るためのガイドラインの遵守が必須となります。
そのため、これまでのライブハウスの楽しみ方やルールとは異なる部分があり、ライブ参戦前に予め知っておいた方がいいこともありますので簡単にですがまとめておこうと思います。
<今までのライブハウスの楽しみ方と異なるところ>
ポイント
①開場時間が座席ごとに時間差で決まっている
待機列での密を避けるため、開場時間が何段階かに分かれています。
※今回のフレデリックの場合は下記の通り。
・17時集合・・・1階 2列〜15列
・17時15分集合・・・1階 16列〜29列
・17時30分集合・・・2階 A列〜E列
集合時間以降であれば入場は可能なので、必ずしもこの時間に集合出来なきゃいけない、というわけではないようです。
②スタンディングではなく全席指定
密集することによる密を避けるため、前後左右のソーシャルディスタンスが確保された全席指定席になります。
※今回のフレデリックの場合は、前後左右の席は隣合わないように紙が貼られていました。
アーティストによって状況は異なると思いますので参考までに。
③マスク着用必須
入場時やライブ中はもちろん、退場するまでの間は必ずマスクの着用をすることになっています。
飲み物を飲んでいる時以外は忘れずに着けるようにしましょう。
今回の終演後、マスクを一瞬外していた方がおり、スタッフさんに注意されていました。
④入場時の検温
チケットを提示する際に、1人ずつスタッフに検温されてから入場することとなります。
このとき37.5度以上の体温の方は入場が出来ないため、コロナで無くても風邪などで熱がある場合は入場出来ませんので注意してください。
⑤ドリンクはソフトドリンクのみ
感染予防対策として、ペットボトルで配布が出来ないビールなどのお酒類の販売・提供はありません。
これはアーティストやライブ会場にもよって異なると思いますので参考までに。
⑥プレゼントや差し入れは渡せない
今まではアーティストへのプレゼントをスタッフに渡せるコーナーが設けられていたりしましたが、感染予防のために廃止されています。
同様の観点から入り待ちや出待ちも難しいと思います。
⑦ライブ中の発声は禁止
マスクをしているとはいえ飛沫が飛ぶ可能性もあるため、観客の発声は一切禁止となっています。
手を挙げたり、拍手は自由なので今まで以上に大きなリアクションで盛り上げていきましょう。
「フレデリズムツアー2020 たかがMUSIC されどMUSIC」初日札幌公演 ライブレポ
▪️入場〜開演まで
ライブ当日、上記でも記載した通りに今回はZepp公演であるものの全席指定ということもあり、急いで入場する必要も無いなという感じだったので、ゆっくりと会場に向かいました。
この時期からの北海道のライブハウスは、寒さとの戦い(待機時の寒さで死ぬ)になってくるため、早くから並んでTシャツ待機とかしなくていいのはめちゃくちゃありがたいです。
アーティストによってはライブ会場でのグッズ販売はやらず、オンライン販売のみだったりするようですが、フレデリックはグッズ販売も行っていました。
開場時間になり入場しましたが、特に身分証明書の確認とかはありませんでした。
ずらーっと椅子が並べられたZepp Sapporoはいつもとは全く違う雰囲気で、ライブハウスというよりホール公演のような感覚です。
座席は前後左右が空席になるように組まれており、ソーシャルディスタンスもしっかり対策されています。
思わぬサプライズだったことが一つ。
自分の座席は「4列目」とチケットに記載されており、十分近くて満足していたのですが、実際に入場してみるとなんと「1列目」が存在しない・・・!
そのため「2列目」が最前列となっていたため、自分の座席は実質「3列目」でめちゃくちゃ近かったです。
(さらにステージ中央の座席だったので健司くんが凄くよく見える位置でした!)
入場後、開演の18時までは50分近くありましたが、特に会話してはいけない雰囲気では無く、誰かと一緒に来ている場合は会話しながら待つことも可能でした。
もしかしたら開場によってはスタッフに注意されるかもしれないので、これから参戦する方は各会場の周りの様子を見て判断してください。
ライブ本編
開演時間の18時を少し過ぎ、18時5分頃に開演。
健司くんが一人でステージに登場し、「シンクロック」の弾き語りからスタート。
Aメロの歌い出しからギター1本だけで1番を歌い終え、その間にぞろぞろとメンバーがステージ上に現れて2番からはバンド演奏になる、といった感じでした。
なんとなく盛り上がっちゃだめっていう意識があるせいか、立っていいのかもよくわからない状況で皆座っていたけど、2番からは全員スタンディング!
「シンクロック」を1曲目に持ってくるのは最高過ぎませんか。いつもより、この曲の歌詞が凄く沁みます。
Cメロの康司くんが歌う歌詞とかまさにその通り過ぎて。
「今この日をこの瞬間を待ち望んでいた 待ち望んでいた 待ち望んでいた 待ち望んでいたんだ」
からの、「KITAKU BEATS」でここからライブ本編が始まったー!!って感じですね。
めちゃくちゃ楽しいのに声が出せないのはなかなかもどかしいです。
記憶してる限り、この「KITAKU BEATS」終わりから「オワラセナイト」への繋ぎがめちゃくちゃカッコよかったんだよな〜!!
フレデリックのライブって毎回のことながら曲の繋ぎ方が最高なんですよね。
これもライブの楽しみ方の一つです。
そして、「オワラセナイト」聴けたのいつぶりだろう?なんか久しぶりな感じがして、個人的にめちゃくちゃテンション上がりました。
で、大好きな「ディスコプール」が聴けて幸せ。
2番歌詞は「札幌のプールサイド」ではなく、元の歌詞通りに「涙のプールサイド」のまま歌ってました。
(「かなしいうれしい」に収録されているライブ音源の影響だと思うけど、何故か「新木場のプールサイドは」が一番しっくりくるのは自分だけ?笑)
「パラレルロール」も好きな曲で、結構ライブで聴ける率高くて嬉しい!
初めてライブで聴いた2017年のファクトリーホールを思い出すなあ。。いつも言ってるけど間奏明けの「繋いだっ!」の歌い方が好き。
「シンセンス」では健司くんがジャンプしろって煽るから、「あ、ジャンプはいいんだ?」ってなって、いつも通りジャンプで楽しめて最高でした。
ジャンプはOKです!笑
(まっすぐ飛ばないと座席にぶつかるので気をつけてください。意外と前後のスペースは狭い。。)
「正偽」はきっとみんな楽しみにしてたよね。
期待通りめちゃくちゃライブ映えする曲で、何と言っても注目ポイントは康司くんのシンセベース。
鍵盤を弾いてる姿は新鮮に感じたけど初めてでいいのかな?
健司くんと向かい合うような形になってたのもよかったな。
今回のMCでは全く触れてなかったけどシンセベースのことも色々聞きたかったなぁと!
(康司くんと隆児くんのインスタライブ観てた人は「しんべえ」の話、もっと聞きたかったですよね?)
「FOR YOU UFO」これもライブ映えする曲ですよね。
音の作り込みがかっこよくて、ライブで聴くたびに改めて音源を聞き直したくなっちゃう楽曲NO.1。
「NEON PICNIC」も渋くていいなぁ。
今回聴けると思ってなかったけど、この曲はサビ終わりの三原兄弟のハモりが好きなんだよなぁ。
「FUTURE ICE CREAM」も凄い好きな曲で、なんだかんだ毎回聴けてる気がするし、この曲が聴けるとなんだか安心する。最高でした!
毎度毎度、健司くんの歌い出しが始まった瞬間鳥肌が立ちます。
この曲の歌詞も今だからこそビシビシ響くところがあるよなあと。
「かなしいうれしい」は毎回いいところで歌ってくれてて、この曲で一気に流れを掴んでる感あるよなぁ。
先日、NHKの音楽番組「J-MERO」に出演した時にも歌ってましたね。この曲は聴くたびに発見がある気がするんだけど、ライブで聴くとギターがめちゃくちゃかっこいいのよね。
「逃避行」もライブで定番になってきました。曲に集中しすぎてて手を叩くのを忘れたり。
サビの「WOW~」をみんなで歌えないのが寂しいけど、いつも以上に康司くんのコーラスが聞こえてきます。
そしてまさかのプロレス!!!これもめちゃくちゃ楽しいですよね。
たしか「逃避行」終わりでそのままAメロから入ってて、流れが気持ちよすぎて最高でした。
待ってました!「Wake Me Up」!これもライブで聴くのは初めてになります。
ずっと跳んでたくなるし、いつも通りのスタンディングのライブだったら絶対盛り上がること間違いなし。
間奏のブレイクのところで、隆児くんがステージを走り回ってたのが個人的にツボで面白かったです。
それにしてもこの曲、リズムとるの難しくて歌うの大変そう・・
健司くんの「あの曲やっていいですか?!」で始まった「オドループ」。
声が出せなくても問答無用で盛り上がりますね。
曲中にメジャーデビュー6周年のこともなんか話してたと思うけど聞き取れず。笑
演奏中に隆児くんが移動して康司くんのベースの弦を何度も凝視?する謎のちょっかいをかけてました。
そしてラストは「されどBGM」。
この曲もライブでやるとボーカルが単調になりそうだし難しい曲だと思うけど、歌い方を変えたり色々工夫されたなぁと。
この曲と「LIGHT」を繋げて聴けたら楽しそうだな〜とか、ライブの中での今後のこの曲の立ち位置も楽しみです。
アンコール1曲目は「スキライズム」。
今回フレデリズム2の曲は少なめだなって思ってたのでおお!ってなりました。
最後のアンコールの曲は各公演決めておらず、その日の公演を終えてから何にするか決める的なことを言っていましたね。
今回はツアー1発目ということもあり、明るい曲で終わりたいと思います、と「オンリーワンダー」。
フェスも含め、札幌でやるのは3年ぶり?
とにかく生で聴けたのはかなり久しぶりで、これは本当に嬉しかったです。
アンコール曲はどのタイミングで決めたのかな。
アンコールで出てくる前にメンバーで話し合って決めたのだとは思うけど、メンバーの表情を見てたら健司くんがギターを弾き始めるまでメンバーも何がくるのかわからなかったのかな?って感じもちょっとしたり。
まぁその辺はわかりませんでしたが、公演によってラストの曲は変わる可能性が高いので、どんな曲が来るのか毎公演楽しみになりますね。
前半と後半の間に1度MCがありましたが、久しぶりの有観客ライブということもあり、絶妙なグダグダ感が面白かったです。
発声はNGだけど、MCで笑ってしまった場合はどうなるのか、など。
案の定、隆児くんがいつもの調子で笑わせてくるので結構笑い声が漏れてました。
笑わせておきながら声出したらアカン!と。
武ちゃんの提案により、面白かったら笑いの代わりに拍手をするというシステムも導入されてましたね。笑
こんな感じで非常にざっくりではありますが、ご静聴いただきありがとうございます。
全部で1時間45分ほどの公演でした。
ツアー参戦前にチェックしておきたい予習楽曲
すでにチェック済みの方が多いとは思いますが、本ツアーをしっかりと楽しむためには、先日リリースされた新作EP「ASOVIVA」の予習が必須となっております。
リード楽曲「Wake Me Up」「されどBGM」はMVが公開されていますのでチェックしておきましょう!
①Wake Me Up
②されどBGM
また、今年の2月に行われた初の横浜アリーナ公演も映像作品化され、今年の7月にリリースされています。
フレデリックの映像作品が単独でパッケージされるのは初めて!
ライブ定番曲を詰め込んだ、これまでのフレデリックをしっかりと振り返ることが出来るベストな内容のセットリストになっていますので、ツアーに参戦する方は是非こちらのライブのチェックもおすすめします。
こちらのライブ映像も一部Youtubeで公開されていますので要チェックです!
▪️フレデリックのライブの楽しみ方を細かくご紹介しています!!
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